中学受験の名門として有名な啓明舎について調べて分かった事

引用元:啓明館公式サイト

啓明舎は東京都に校舎を構える難関中学受験の名門塾で、2021年4月に「啓明館」という名称に変更されました。

名称変更の理由は、神奈川県の老舗大手学習塾である「CG啓明館」からの全面的なバックアップにより「啓明舎」がカリキュラムやテキスト、テストをすべてオリジナル化。そしてその「CG啓明館」が、「啓明舎」と同じさなるグループの一因になり、姉妹塾という垣根を超えて、一つの塾になったことから「啓明舎」は「啓明館」という名称に変更したそうです。

たった一文字の変更ですが、こういう背景があることを知ると、感慨深さのようなものを勝手に感じます。

ここでは分かりやすいように、前の名称である「啓明舎」を拝借して記事を書いていきます。

増加する中高一貫教育校を受験する子供たちの為に啓明舎はある

中高一貫教育校の設置状況は、平成25年度から平成28年度の間に145校増加し、595校となっていることが平成28年の文部科学省の発表で分かっています。

参考:高等学校教育に関する推進状況について|文部科学省

平成11年の時点ではたったの4校しかなかったので、わずか20年足らずで急増しているのが確認できます。

私が小学生だった頃、中学受験を控えていた同級生は、100人を超えていた同級生の中でも数人しかおらず、あまり身近なものではありませんでした。

しかしこれだけ中高一貫教育の学校が増えていれば、必然的に中学受験を経験する子どもも増加しているのではないかなと思います。

私自身そうでしたが、小学生の頃って遊びたい盛りで、しかも体力に限界がないので、勉強なんて二の次どころか三の次。小学生らしいといえば小学生らしいのですがね。

なので中学受験に向けて日々勉強に励んでいる小学生にはとても感心してしまいます。知識や教養は将来の可能性を無限に拡げると思っているので、きっと彼らの将来は明るいです。

少し脱線してしまいましたが。

そんな中学受験に挑む子どもたちを全面バックアップするのが塾の務めで、啓明舎は子どもたちの努力を、成功体験へと繋げるために講師や教材、料金など様々な面でこだわりを持っています。

私は勉強をそんなにしてきた小学生ではありませんが、なんとか学習塾には通っていました。もちろん啓明舎でも中学受験に特化した塾でもありませんが。

しかし、ひょんなことから私と啓明舎の繋がりを見つけてしまったのです。

そうそれは、「株式会社さなる」です。

2009年に啓明舎が傘下に入ったグループですね。

私が小学4年生の頃から通っていた塾は佐鳴予備校でした。

啓明舎は「See-be(シー・ビー)」や「@will」、「学力トレーニング」などのプログラムがあり、なんとこれは私も恩恵を受けてきたものだったのです。

See-beとは、ホワイトボードにスクリーンを投影し、タッチペンで授業を進めていくシステムです。

今はわりとどこにでもありそうなシステムですが、当時私が通っていた2000年代後半にこのシステムを導入していたと考えると、超次世代だったなと思います。

私が思うこのシステムの最大のメリットは、教材が動くことです。

特に算数の図形問題や、理科の植物の成長過程など、紙の教科書ではイメージしにくい問題も、動画や映像の教材で学べるので、理解度はぐっと深まります。

画面上で実験ができるのもとても魅力的ですよね。

 

「受験」というとお金の面もやはり気にするところ。

啓明舎では「ハイクオリティ・ロープライス」を掲げており、他の学習塾に比べても低価格で通えます。

塾によっては追加料金がかかってしまって、最終的な支払い金額が多くなってしまうことも。

啓明舎では小学6年生の塾代の年間平均が130~150万円と言われているためお金がないとなかなか厳しいのが現実ですが、約110万円の年間授業料です。

受験にかかるお金は塾代だけではないので、なるべく抑えられるところは抑えたいですよね。

でも安さを求めすぎてクオリティが低下してしまうのも問題。

勉強とはあまり関係がないですが、ペンの太さや色も何種類かあり、虹色のペンがとても好きだったのにあまり使ってくれない講師に若干の不満を抱えていたのを覚えています。(見にくいのでそりゃ使いませんよね)

学力トレーニングは、ひたすら問題を解く時間です。

学習状況に沿った単元の問題を、その場でプリントアウトし、問題を解いて採点をし、苦手を克服していく。

このサイクルの繰り返しですが、テスト前とかは本当にお世話になりました。

苦手を克服するにはとても効率的なシステムだと思います。

啓明舎では講師にもこだわっており、なんと全クラス2人担任制を導入しているそう。

講師陣も、毎年多くの学校説明会に足を運んで、入試問題を分析してきた、まさに受験のプロたちです。そんな講師たちから文系と理系それぞれ一人ずつ担任としてつき、授業や保護者面談も担当しています。

 

生徒一人ひとりの性格や学力、志望校の校風や出題傾向との適正を見抜いて、受験指導してくれるのはとてもありがたいですね。

啓明舎のHPに載っている講師陣の写真もとても頼もしい感じがします!大切なお子さんの大事な受験は、信頼できる講師陣と伴走していきたいですよね。

勉強面の他にも、「サナネット」というサポートシステムを導入しています。

これは子どもが塾に着いたタイミングと帰るタイミングに、校舎入り口にあるカードリーダーに専用のIDカードをかざすことで、保護者に登下校を知らせるメールが届くシステムです。

他にも行事予定や口座振替明細も閲覧できるそうなので、保護者としても安心かつ便利なシステムですよね。

教材や講師にもこだわりがあるので、東京だけに限らず他の地域にも進出してほしいなと思います。