私は年長さんの男の子1人、年少さんの女の子1人のママです。
この度、年長の息子が小学校入学を控えているのでランドセルを購入しました。
買ったランドセルは池田屋の「イタリア製防水牛革プレミアムカラーステッチ」です。
私が池田屋のランドセルを買うに至った理由と、池田屋のランドセルの特徴、メリットについてご紹介します。
池田屋ランドセルを検討している方、どんなランドセルにするかまだ決めきれていない方は是非参考にしてくださいね。
Contents
池田屋のランドセルを購入すると決めた理由
まず、私が池田屋のランドセルに決めきるまでにどのような過程を踏んだかご紹介します。
初めてのラン活ということもあって、どのようなブランドがあるかも知りませんでした。
まずはランドセルの情報を集めるところから始め、様々なブランドがあることを知りました。
その中で気になったのが池田屋と鞄工房山本、そしてセイバンでした。
我が家のランドセルで重視したい条件
あまりにランドセルブランドが多いので、まずは重視したい条件を絞るところからはじめました。
夫と話し合い、我が家で重視すると決めたのは以下のポイントです。
- 背負いやすさ
- 軽さ
- 息子が気に入ったデザイン、色であること
- 余計な機能がついていないこと
まず背負やすさについて。
やはり子どもが背負うものですし、荷物が重くなることは分かっていたので、何よりも背負いやすさを重視しようと決めました。
調べてみると背負やすさは個人差があり、どんな形のランドセルが子どもにフィットするかはそれぞれだと言います。
一度もランドセルを背負わせたことがなかったので、行ける範囲で色んなブランドのランドセルを試してみることにしました。
今回選出した3ブランドも、無理のない範囲で行ける場所に店舗があることも大きかったです。
次に軽さについて。
息子は少し小柄で、よく動き回ります。
身体への負担を減らすためにも、軽いことはとても重要だと考えました。
実際のランドセルの重さだけでなく、ランドセルを背負ったときに感じる重さも大切だと書かれていたので、やはり実物を背負う必要があるなと強く感じました。
次に、デザインや色について。
ブランドは親が絞ることにしたので、その中でどんな色・デザインのランドセルが欲しいかは息子に任せることにしました。
男の子はランドセル選びにあまり興味がない子も多いようですが、息子は結構興味を示してくれました。
カタログなどを見て、「ああでもないこうでもない」とよく発言していたので、本人も楽しんで選んでいたようです。
最後に、余計な機能がついていないことも重視しました。
最近のランドセルはいろんな機能がついていますが、多すぎるとごちゃついた印象を感じます。
本当に必要な機能だけに絞り、あまり深く考えないで選ぼうと思い、ランドセルを探しました。
これらの条件に合致したのが、池田屋、鞄工房山本、セイバンの3つです。
身体に1番フィットしたのが池田屋ランドセルで決定
ブランドを絞ってから、実際に店舗に足を運びました。
まず1番最初に行ったのはセイバンです。
ネームバリューのあるブランドですし、この段階ではセイバンが最有力候補でした。
店頭でランドセルを背負ってみると、息子はなんと「肩が痛い」と痛がってしまいました。
セイバンの立ち上がり型背カンは身体にフィットする構造ですが、その分窮屈にも感じてしまうそうです。
ちょうど立ち上がっているベルトが食い込んで?しまったのか、息子にセイバンのランドセルは合わなかったようでした。
正直、セイバンにしようという気持ちが大きかったので我が家は少し意気消沈…。
どうしよう、と思いつつ池田屋の店舗に行きました。
少し不安なまま行った池田屋の店舗で運命の出会い!
息子に恐る恐るランドセルを背負わせてみたところ、身体にしっかりフィットしたようで「背負いやすい!」と喜んでいました。
かなり息子の気持ちが乗り気だったことと、池田屋のランドセルが私たち夫婦が考えた条件に合っていたので、そのまま池田屋のランドセルに決定。
ランドセルのデザインは息子が気に入った、グリーン×ゴールドのコンビカラーに決まりました。
まさか緑色のランドセルを選ぶとは思わなかったので驚きました。
息子になぜこの色にしたか聞くと、「恐竜みたいな色だったから!」だそうです。
確かに言われてみると息子は恐竜が好きなので、そこから連想して気に入ったんでしょう。
緑色のランドセルはまだ珍しい色だと言いますが、とてもおしゃれで他の子とかぶらないカラーです。
派手さもなく、大人っぽく見えるので高学年でも安心して使えそうだなと感じました。
池田屋ランドセルのおすすめポイント3つにピックアップして紹介
それでは、私が池田屋のランドセルで特におすすめだと思ったポイントをご紹介します。
いくつもありますが、ピックアップして3つのご紹介です。
池田屋のランドセルは機能性が高いハイブリット構造を採用
池田屋のランドセルは機能性を重視するため、ハイブリット構造を採用しています。
ハイブリット構造とは、牛革と人工皮革を両方使ったランドセルの構造のこと。
軽くて水に強い人工皮革と、強くてしなやかな牛革を適材適所に配置したランドセルです。
我が家はランドセルの素材に対するこだわりは特にありませんでした。
軽くて使い勝手が良ければ人工皮革でも牛革でも良かったので(コードバンは高いので候補外…)、「素材のいいとこ取り」をしたはいふりっと構造はとても魅力的に感じました。
我が家が牛革製のランドセルを選んだのは、息子が気に入ってずっと背負い続けていたことが1番の理由です。
子どもの体に合わせて動く背カン
次に魅力的に感じたのは背カンです。
背カンとは、ランドセルの肩ベルトの付け根の部分。
ここが立ち上がっているかいないか、動きやすいかどうかでフィットしやすさが変わります。
池田屋ランドセルは背カンが立ち上がっていません。
最近は立ち上がり型背カンが流行りなので大丈夫かな?と思いましたが、池田屋の背カンは上下左右自由に動く形式です。
この自由な背カンが子どもの体に合わせてぴったりフィットしてくれます。
池田屋の店員さんによると、牛革は最初革が硬いのでフィットするまで時間がかかるかもしれないと言われました。
それでも長い目で見て6年間、痛みを感じることなく息子の体に合わせてくれるならとてもいいなと感じます。
実際我が家は背負ってみて違和感もなく、痛みもなかったということで決めました。
背負っている様子を見ていても、しっかりフィットしているように見えたのも決め手となりました。
池田屋ならではのギボシベルト
これは私や息子ではなく、夫が気に入ったポイント。
肩ベルトのバックルがオリジナルのギボシベルトになっています。
このバックル、どうやら子どもの身体に刺さってしまい痛みを感じる子もいるのだとか。
それを防ぐために、池田屋ではギボシベルトという特殊な留め具を使っています。
ギボシベルトは飛び出している金具がないので身体に刺さらず、快適に背負えます。
各ブランド様々な工夫がされていますが、このギボシベルトは池田屋のみ。
男の子なので成長してランドセルを窮屈に感じるようになった時のことも考えて、このギボシベルトはとてもメリットに感じました。
この説明を受けた時、夫が「これはいいな」とずっと満足そうにしていたのも印象的です。
私は背カン、夫はギボシベルトが気に入り、池田屋に決めることこができました。
結局もう1つの候補だった鞄工房山本には行かないことになりました。
見に行っても良かったんですが、せっかく固まっている息子の気持ちを揺らがせるのもかわいそうだと感じたことが大きな理由です。
我が家としては機能性が納得できて、息子が気に入るランドセルがあればどこのものでもいいと考えていました。
そのため鞄工房山本には行かず、池田屋でラン活が終了しました。
池田屋のランドセルを購入したラン活を終えて
我が家では、ほぼ1日でラン活が終了しました。
結果として池田屋のランドセルを購入することになり、今はランドセルが到着するのを待っている段階です。
迷ったり揉めたりすることなくラン活を終えられたのはとても良かったなと感じます。
揉めないでラン活するためのポイントをまとめてみました。
- 譲れないポイント、妥協してもいいポイントを事前に話し合って決めておく
- 子どもにも事前にランドセルを選びに行くと伝えておく
- 祖父母の介入がないよう、「ランドセルは子どもに決めさせる」と念を押しておく
- なるべく時間をかけず、早めに決めきる
我が家では祖父母にお金を出してもらうことなく終わったので良かったですが、祖父母にランドセルを買ってもらうご家庭は少し注意が必要です。
あまり柔軟な考えでない方だと、黒や赤以外のランドセルに難色を示すおじいちゃん、おばあちゃんも多いようです。
背負うのは子どもなので、子どもの意見を最優先に決めたいことを事前に伝えておきましょう。
最近のランドセルの流行などを伝えておいてもいいかもしれません。
また、何日もかけて選ぶと悩んでしまい、なかなか決められない可能性もあります。
できれば1~2日ほどでさくっと決めてしまえると、余計に悩まずに済むと感じました。
これからラン活をする方は、ぜひ参考にしてくださいね。